【人物図鑑】『食』の大切さを説き、『色』で美を追求する、幸せづくりのサポーター

『Color Garden』代表『キレイMake塾』主宰 中村美由紀

『Color Garden』代表
『キレイMake塾』主宰
中村美由紀

『Color Garden』代表『キレイMake塾』主宰 中村美由紀
『Color Garden』代表
『キレイMake塾』主宰
中村美由紀

【なかむら・みゆき】
福岡市出身、1973年1月25日生、中村学園女子高校卒~中村学園大学家政学部食物栄養学科卒。大学卒業後に結婚して専業主婦となり、1児の母となる。その後離婚して、10年の母子家庭生活を経た後、離婚経験者同士で再婚して4児の母となる。再婚しての新生活では、普段おとなしく優しい子どもが突然、『キレる』『物にあたる』などの理解不能な行動に直面した。一緒に暮らしていくうちに食べ物の好き嫌いの多さに加えて、濃い味付けやインスタント食品などを好む味覚など、食べ物が大きく関係していることに気づく。そして、家庭の食事の大切さを痛感して、自分の子育て経験と栄養士の資格や知識を生かして改善に取り組む。これらの経験を生かして現在、食育講座をはじめ、食生活を変える健康法や美容法、代謝機能を上げるローフードの紹介、食べ過ぎからくる酸化や老化などを防ぐファスティング(断食)の指導、パーソナルダイエットカウンセリング、食生活改善カウンセリングなどに取り組む。栄養士、ファスティングマイスター(日本分子整合医学美容食育協会認定)、ローフードマイスター(JLBA認定)、パーソナルカラーアナリスト、カラーセラピスト、骨格スタイルアドバイザー、ミセスモデル(ネオ・インパクト所属)として活躍する。

【3Points of Key Person】

◎『食』と『色』で健康・美容の両面で多彩に活動する
◎再婚しての4児の母の経験が〝食の大切さ〟を再確認する原点だった
◎「一生関わる食への意識を老若男女を問わず変えていきたい」

『食』と『色』、2つのショクで健康・美容での幸せづくり

「女性の美しさは、『食(ショク)』を通じて体の内側から、そして『色(ショク)』で見た目から変えることができる。食で健康になって、色で自分らしく輝いていくためのお手伝いをしている」。『Color Garden』代表であり、キレイMake塾を主宰する中村美由紀さんは優しくほほ笑む。

食育講座『大人のPero育』『こどものBero育』をはじめ、食生活改善指導やパーソナルダイエットカウンセリングなどに取り組む中村代表は、企業との商品開発として自社商品を生かした新規メニューづくりも手掛ける。
これまで開発したメニュー商品の中でも地どりの優れたアミノ酸成分に着目して、商品化したオリジナルチキンカレーや独自のチキンサラダは好評だ。
また、《特別なことをしない0秒0円ダイエット》を打ち出したパーソナルダイエットカウンセリングでは、1回の指導で年間18キロ減量した男性や1週間で5キロ減量できた女性が登場するなどの成果を上げている。

一方、『食』分野に加えて、『色』分野として、《女性を綺麗にするお手伝い》をコンセプトに主宰する『キレイMake塾』では、非加熱の食物酵素 を食べることで代謝機能を上げる『ローフード(RAW Food)』や食べ過ぎによる酸化・糖化・老化を防ぐ『ファスティング(断食)』などの健康になるための食生活の指導に取り組む。
「ローフードとは生野菜や生果物のことであり、これらを意識して摂ってみると、体調も良くなっていく。そして、野菜や果物を栽培する農家や流通を担う八百屋とつながって、安心・安全な食材を良心的な価格で食卓に届けられる活動もしている」。はつらつとした表情をみせる中村代表は、インターネット上にセレクトショップも立ち上げて、食の通信販売を介して提供する。

中村代表がこだわって厳選した食材として、人間に必要な栄養素を豊富に含みフィリピンのオーガニック&フェアトレードである『モリンガ』製品、福岡県みやま市産のセロリをはじめ7種の野菜をブレンドした野菜だし『セロリズッペン』、福岡県筑前町産の大豆・クロダマルを昔ながらのポン菓子機で焙煎した『黒ぽん』が商品ラインナップに並ぶ。
「奇麗になるには、まず食から。それは自分のためであり、人のためにもなる」と考える中村代表は、自らの経験をもとに食の大切さを食育講座などを通じて発信しながら、パーソナルカラーアナリストやカラーセラピスト、骨格スタイルアドバイザー、そしてミセスモデルとしても多彩な顔をみせる。

再婚して4児の母となった経験で〝食の大切さ〟を知る

大学を卒業して、そのまま結婚した中村代表は、専業主婦になって一児を得たものの、結婚3年目に離婚を経験した。
そして、実家に戻った中村代表は、四世代同居の中で一般事務として働き出して10年間、母子家庭状態だった。
実家暮らしの中で中村代表は、ファッションの色彩に対する母親の反応をきっかけにパーソナルカラーに興味を持ち、講座に通った。
パーソナルカラーアナリストの資格を取得してから3年間で約100人の診断をした実績もある。

その後、2010年に離婚経験者同士で再婚して、先方の子どもらも加わって一気に4児の母となった。
再婚して新たな生活が始まってみると、普段は優しく大人しい子どもが突然キレたり、ものに当たるなどの理解不能な行動に直面した。
「一緒に暮らしていく中で食生活を見てみると、食べ物の好き嫌いが激しい偏食の多さに加えて、インスタント食品やファミリーレストランや濃い味付けを好むという味覚など食べ物が大きく関係していることに気づき、家庭における食事の大切さを改めて痛感した」と、中村代表は当時を振り返る。

どうやったら、子どもたちがちゃんと食べてくれるのか――。
自分の子育ての経験と栄養士の資格を生かして、試行錯誤しながら子どもたちの食生活と向き合った中村代表は「味覚は経験値であり、台所でのお母さんの立ち姿が何よりも大事。そのためにも、おウチでのご飯を大切にしないといけない」と真摯に語る。

「体は食べた物でできている」「食べ物が変われば、体は変わる」

「なぜ元気なのか?」「何を使っているから、肌がきれいなのか?」とよく聞かれるという中村代表の答えは「まず実践しているのは『食』」ということだ。
「体は、食べた物からできている。食べ物が変われば、体は変わる。食は一生関わることであり、老若男女を問わず意識を変えていきたい。食の大切さを発信していきながら、食で困っている人を助けてあげたい」と意欲をみせる中村代表にとって食の原点は、《母の手料理》だったという。
「自分自身のため、家族のために健康な生活を送るお手伝いを『食』の面からサポートしていきたい」と、中村代表は瞳を輝かせる。

「あなたたちが今学んでいる食の知識は一生使える、食べない人はいない」――。
大学時代の恩師からの言葉を噛みしめながら、中村代表は『食』と『色』の両面からいろいろな人々の暮らしを健やかで笑顔あふれる味わい深い日々にしていくために腕を振るう。

DATA

名 称:『Color Garden』『綺麗Make塾』
住 所:福岡県太宰府市観世音寺
創 業:2017年7月
代表者:代表・主宰 中村美由紀
事 業:食育、ローフード、ファスティングなどの講座の企画・運営・受託。ダイエットや食生活改善などの指導、パーソナルカラーコンサルティングなど
URL:https://www.color-garden-fukuoka.com/

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